大森靖子 @新潟

今日まずツイートしたいのはクソカワ死神衣装で登場した大森さんの姿がべらぼうにかわいかった。それはいつもより前で見ているからか、アイメイクいつものピンクの涙袋ではなく目の上のハイライトが印象的、キリリとしてかっこよかったからか(ピンクのもとっても可愛くて好き)めちゃくちゃシャープな顔つき(いつもちっちゃい顔がより小ちゃい)全体的に小柄なイメージに見え、ツインテールがきっちりしててとても可愛いの密度が強かったからか、見た目が良すぎてガン見して左耳のピアスの文字までよく見えそうなくらいの距離だった(視力が良ければ見えていた)このかわいさ、気合いの入り方、すごい良いライブになるぞ、と思いつつ、とても丁寧ながら熱のある前半から、弾き語りからとんでもない念が現れ始め、そして、バンドが合流してからも素晴らしく念が篭りきった声で歌い圧倒され、そして引き戻されという壮絶な流れ、そして最後はめちゃくちゃ優しく甘く終わってくれるすごい一回でどんだけ情報あるねん、っていうライブでした。

曲で思ったこと起こったことを覚えている範囲ツイートします。なお、弾き語りでのメッセージ、言語化された部分について、記憶が曖昧な部分で間違って伝わってしまうのは困るので、ライブで是非聴いて欲しい。

まずはGIRL’S GIRL、若い女性が多く、その方々から歓声があがる。わかる。わたしもかんせいをあげた。開幕にふさわしい曲である。早速この曲でめちゃくちゃ漲って冴えていた。(私は振りコピを間違えてしまった)広い会場できっとお立ち台がないと後ろから見えないだろう、そんな中お立ち台に良くたち、更に他の曲では左右の柵に乗り上げて歌い、弾き語りにおいては柵には乗れないけど、柵には乗れないから目では見えないかもだけど、音楽で向き合ってという趣旨で話をされていた。それほど今回のライブ、いつもそうではあるが、客との対峙性を強く感じさせつつも、大森さんの現在の心境を赤裸々に晒してくれるものだったように感じた。セトリもそうだ。GIRL’S GIRL、続くのがZOC実験室、この日のフリはいつもと違ってオリジナル部分が多く全身で感情をいつもより表現しつつ、それでめちゃくちゃしっかり歌ってはってかっこよいものだった。殺せ!殺せ!のところ、客席にマイクを振りコピを煽る姿、印象的だった、続くRe: Re: Love。進化を感じる素敵さだった、途中でセリフが入るんだもん、めちゃくちゃ良かった、、VOID も良かった、、一昨日を踏まえて聴いた身なので余計に思い入れも強く、テンションがあがるに決まっていた、ピ様のドラムがめちゃくちゃ気合い入ってて最高だった。そして非国民的ヒーローテンションあがるに決まってるよね、最高だった、、お客さんとすごく目を合わせながらめちゃくちゃ見ながらやってくれてた。続くみっくしゅじゅーちゅ、これがめちゃくちゃ良かった。曲もそうだけどファンへの刺さり方がめちゃくちゃ良かった、すごく良い反応だったし、ここで入れてきたの天才って感じのタイミングだった。ステージの上手?どっちが上手かわからんから違うかもだけど向かって左側の方の客の方に乗り上げて歌う大森さん【早速訂正もらいました下手らしいです】、震えながら一生懸命見つめるファンの頭をポンポンしながら歌う姿、かわいいフリとそして表情で歌う姿、「わたしと一緒にみっくしゅじゅーちゅみたくなってくれる人(正確な言い方は違ったかも?でもそんなニュアンス)??」に対してお客さんがみんな反応した後の表情がめちゃくちゃ良かった(みんなそら心から思っただろうシーン)今ツアーでみっくしゅじゅーちゅは3から4回みたけど、ぜんぶめちゃくちゃニュアンス違ってよかったけど今日のテンションのみっくしゅじゅーちゅはかわいいし大森さん様っっ!てなっちゃう良さがあってとても良かった。

続く7:77久々にナナ曲目。ここでこの前半パートめちゃくちゃ丁寧だったなと感じた。ナナちゃんのフリがめちゃくちゃ丁寧ですごく素敵でナナ担として完全にナナちゃんに目を奪われるナナちゃん捌き&ゆるナナちゃん捌きだった。これは細かく描写すると、まず一番良かったのが、ナナちゃんの巧みなトーク中、ナナちゃんが大森さんのガーベラタトゥーをちょんちょんずっと触ってたのだ、あれ、めちゃくちゃかわいかったね、ナナちゃんステッキがホーミングガーベラ、めちゃくちゃ良かった。その後の振り付けもめちゃくちゃ良かったのさ、晒しあげられての時のちょっとリフトされる感じ、終わりぎわの守りたいで大森さんを守るために大森さんを向いていた姿、ゆるナナちゃんを止めた時のゆるナナちゃんのモフモフみ、今日の7:77はめちゃくちゃ丁寧にかつ盛り上がってすごかった、よかった。そう、よかったのだ。ここまで僕は大森さんの気合いが入ってバチバチにかわいい最高と思ってたのですが、弾き語り、冒頭にも説明した客席から見えないけど見てという話も丁寧におっしゃってて、すごい落ち着いてる感じだと感じてしまっていた、しかし、今日の美しさはとても僕の思っていた以上にめちゃくちゃ研ぎ澄まされた側の美しさだったのだった。完全に真剣(刀剣のほうのね)だった、迫真だった。そしてその抜き身の身体で濁流のような感情を弾き語りで剥き出してくれた。

今ツアー、日本に生まれた方なら、必ずどこかしら地元があり、その地元が良いか悪いかわからなくても、そこで大森さんが歌ってくださる、そんな話が挟まれることが最近多い。47都道府県ツアー、まさに自分の地元、そんな場所で推しがライブをしてくれるということ、これは本当に心に残ることでステキなことだと思うMCである。それがfamily nameの前に挟まれることの意味。これはライブに行って体感して欲しいことである。とてもとてもこんな陳腐な感想で説明しがたい、素晴らしくそして生々しい物なので、めちゃくちゃ胸を打つ。このfamily nameの途中で紡がれる言葉が、いつも僕を感動に導いてくれる、今日はその痛切な言葉がすごかった。このfamily nameの中で一番好きなところ、私とこの世の果てまで、という歌詞なのであるが、今日のこの世の果てまではすごかった。最近の大森さんを取り巻く環境、なかなか難しいものがある。大森さんの丁寧な一人一人に向き合って、それこそ時には神にもなって、色んな手段でファンを救ってきた姿勢、それにより作り上げられた地球🌏、それに対して大森さんが絶望してしまったのではないかと思わせるような悲痛な声、そして悲しい結論になってしまってもこの世の果てまで、と歌ってくれる姿、僕はここで本当に現況に憤りを感じつつも、絶望されないように、されても推したいの気持ちを抱いた。大森靖子の真髄はなにか、人によって思いは違うかもですが、やっぱライブだとつくづく思う。ここまで魂をかけてライブをしてる人、ほんとうにすごいと思うし、稀有だしありがたいし素晴らしい。どんな状態で例え大森さんを嫌って目の前に現れても、手を差し伸べてしまう性分の人なので、人に対して真剣に向かい合う人なので、余計にでもある。ライブに行って欲しい、ライブを見てから色々言って欲しい。昔から言っていることも一貫してるし、そして見方見え方、色々あるかもしれないけど、それを抜きにして抜き身の大森さんを見たらわかると思う。本質が来てくれた人を楽しませたく救いたく、そんな思いは変わらずいっぱいあるのである。見え方見せ方、その種類もどんどん増えているだけなのであって、それを楽しめるのがライブの楽しみだと個人的には思うし、大事に思う部分は人それぞれだと思うけど、意固地にならずライブを見て欲しいほんと。family nameそんな事を思いながら見てた。あまいもよかったよねぇほんとあまい。この曲の時の大森さんの目線とかずっと見ちゃった客席みたり横をみたり、いろんな思惑意図があったかもだけど、あまいを弾き語り通して聞けて良かったなぁ。からの即興、エンドレスダンス、A innocence良かった。コードを探しながらカポを動かしてキュッと決まって弾く姿、ちょういいよね。主題となる部分は一貫しながら泳ぎながら弾き語りの曲を当てていく姿、いつもすごいと思うけど、今日もすごかった。A  innocenceははじめて聴きましたがめちゃ良かったね、メロディもかわいいし歌詞もじっくり堪能したい。その後のパーティードレスめちゃくちゃ良かった、良かったというかめちゃくちゃ響いたというか、もう言葉にならぬ思いだった。その後のきもいかわからの流れが壮絶で重厚だった。きもいかわ、全身の表現がほんとすごくて、指先の流れオーラが完全に川を流していたよね。富山でも完全に思ってましたが、川があったよ目の前に。指先。表情。声、バンドの音、全部すごかった。からの死神、衣装でもあるこの曲が今日はとんでもなかった。圧倒的声量、圧倒的な迫力、”凄み”があった、念がこもってた。さぁ、反旗のところ、とんでもなかった。それでの流れから自暴自棄になってしまわないかという心配まで感じるような凄まじさを感じた。僕が闘う場所で命が蠢いている。蠢いた先にある大森さんの天国、流星ヘブンがとても良かった。死にたいと思った時、目の前に鍵が降りてきて、ふっとその扉を開いてしまいたくなる時、その先にあるものが死というものではなく、その前に大森さんの音楽というものに辿りついて欲しいというようなメッセージ。そこにある先の世界を垣間見る、そんな感じで流星ヘブンを今日は見た。大森さんの指がパチリと弾かれはじまるこの曲、めちゃくちゃ美しいのであるすごかった、奇しくも照明が虹色に煌めいて、それに照らされる大森さんがとても美しい生命だった。ここまでめちゃくちゃ凄みがあって、この後マジックミラーが入ってほっとした。いいマジックミラーだった。バンドが早めに入るバージョンでキラキラしてて、とっても良かった。弾き語りではお立ち台に乗らないとは言っていたがギターを高らかに掲げた際に大森さんはお立ち台に乗った。メッセージ性がとても強かった。ここまでのことがありきで、とてもとても痛切でありそしてめちゃくちゃ感情のこもっていて、そして、ややもすれば大森さん自身が絶望してしまうような、そんな状態。それでも大森さんは前に立ち高らかにファンを客を目の前の人を音楽で肯定せずにはいられない、そしてちゃんと応援する人にはその思い以上のものを返そうとしてくれる、そんなライブの真髄のような美しく力強いものだった。そこからTOKYO BLACK HOLEに入っていく時だったか、お客さんにマイクを向け「あなた達の声がわたしの音楽に力を与える」というような事を言った姿もとても美しかった。こんなん応援するよするしかないじゃんというテンションの中にきたTOKYO BLACK HOLEではすごい感動があった。すごかった。ああ良かったいいライブ、めちゃくちゃよかった。入る時の表情がめちゃくちゃ良かったのよほんと、ぜんぶ見せてくれてる感じで最高だった。続くJUSTadICEこりゃまたかっこよかった、客席を縦横無尽に魅力しつつに歌い踊る大森さん。バンドもめちゃくちゃ良かった、クソかっこよかった。そしてLOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ--の始まり、大森さんのギターを打つ音から入るあーちゃんのコーラス、そこからはじまる時間がとても美しかった。オリオン座合唱からのミッドナイト清純異性交遊、ピンクでかわいくて美しくて甘くて終始ニコニコで見てしまった、最後に甘いのとっても好き。からの絶対彼女。ダイナソーバージョン。あなたと私のダイナソー、明日から私はダイナソー。コールアンドレスポンスでファンがなんでも返してくれるので、大森さんが「あーちゃんかわいい」「えらちゃんかわいい」から「KJかわいい」「ピ様かわいい」「カメダさんメガネ」からのKJの唐揚げがダイナソーなのである。その後ダイナソーなギターとギターとドラムを聴けてとっても楽しかった。ライブ終了後は終わるのを惜しむファンの手拍子が鳴り止まず、ああいいライブだったんだなぁと強く感じた。

行けるライブはぜんぶ行きたくなるなぁ、そう感じてしまうような、そんなすごい情報量があるライブだった。すごく魂に来た。無理して来て良かった。今日を過ぎれば明日は仕事、ダイナソーモードで頑張ろうと思った。

ちなみに最高アンコールの時、ミッドナイト清純異性交遊の時、大森さんフード被ってきててめちゃきゃわわでした!いやー良いものが見れた最高。写真は終演後のナナちゃんです。凛々しいよね。

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